|||: My Sweet Home :|||
夫婦間のセックス/セックスレス。アトピーの自分と息子。ごく普通の30代核家族を夫の立場で考える。
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足りない言葉
久々、ぽえこさんとこにTB!生後9ヶ月を過ぎたばかりの我が息子には、まだ言葉が無い。もちろん声は発するし、大人の真似をして何か暗号をつぶやいたりはするが、まだ意味の通じる言葉をしゃべる月齢には満たないので当然と言えば当然。しかし例えば大人が「しゃべらない」のと、この子のように「まだ言葉がない」のとでは、似ているようで全く意味が違う。

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彼にはまだ弟妹がいない。そして我々夫婦はいずれの両親とも同居していない。もちろん他人とも。だから息子にとって、日常の中でのコミュニケーションの相手は我々夫婦という二人の大人だけである。この場合の大人とは、言葉を持つ人間、と言い換えても良い。

言葉を持たない彼は、主に泣き声や笑い声、それに付随する態度や表情で全ての要件を伝えてくる。子育て経験のある人には説明の必要もないと思うが、この赤ちゃんからの要求を理解するのにはかなりのコツが要る。時には思いの丈が伝わらず、怒って泣き叫ぶときもある。

それでも親は、特に母親は、何とか我が子の言わんとすることを理解しようとする。対応しようとする。その思いは必死で、真剣である。やがて、例えそれが他人の子であっても何となく理解できるようになる頃には、我が子の意志はほぼ100%に近く、意図を理解できるようになる。

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一言も、とは言わない。貴方の夫や妻が、貴方が必要と思うだけの言葉を発してくれないとしたら、どうするだろう。悪意や侮蔑を感じて憤慨する?口数の少ないのも個性だと認める?それとも、コミュニケーションを諦める?

もちろん言葉でちゃんと伝えてくれるなら、それに越したことはない。しかし性格的なものやその時の気分、時間的な余裕の無さから、言葉が不足することだってあるだろう。それも、お互いにね。

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だとしたら俺は、相手の意図を知ろうとする努力を怠りたくない。例え言葉があっても、それに頼り切って態度や表情を読むのを止めてしまいたくない。言外に示された信号を見落とさず、ある意味相手が予想もしていなかった対応が出来れば、ひょっとするともっと上手く付き合えるかも知れない。きっとそれは、大変な努力であろう、とも思うけれど。

そう思うと、せめて自分は言葉を発するよう、相手に意志を伝えることに、手を抜くのは止めようと思える。自分の言いたい事は、少なくとも相手のそれよりは分かっているのが普通だろうから、こちらの方がよほど簡単だ。

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本編とは無関係だが、セリフの中の固有名詞や代名詞が省略され、代わりに「あれ・これ・それ」が頻繁に出てくるようになったら、痴呆症の可能性が高い。老人性でも早い人は30代から出始める。尤も、本当にそうなら赤ちゃん以上にコミュニケーションが困難になるだろうから、もはや「知る努力」も意識する必要性はなくなるだろうけどね。
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コメント
この記事へのコメント
TBありがとうございます
ひさびさにエ・・・もといテリーさんの記事読めてうれしいです。

私の好きな谷川俊太郎の詩にこんなのがありました。

「だまっていたほうがいいのだ。
 もしも
 言葉が
 言葉を超えたものに
 みずからを捧げようとしないな  らば」

どうでしょう。
言葉には、一見して駄弁なだけの、無駄なものも多いですよね。

でも、私は言葉はコミュニケーションの手段として生まれ、
そのコミュニケーションはなるべくならば
正確に、心の世界に忠実に、誠実に、伝わって欲しいと思います。

・・・だから話はとびますが
一番嫌いな人は詐欺師です。
言葉で心をもてあそぶような人は、最低の最悪かと。。。

詐欺師にも言い分はあるんでしょうけどね。
2005/05/10
(火) 22:14:24 | URL | ぽえこ #-[ 編集]
>ぽえこさん
いつもありがとうございます。

当初はぽえこさんや俺の思うところを裏切るつもりもなく始められた、何か言外の意味を匂わせる、もしくはそれに気付く、という遊びから、言葉は脱線を始めてしまったのではないでしょうか。

詐欺師、とはちょっと違うと思いますが、日本人はそのあまりにも多彩な表現を可能とした言語「日本語」を、長い間、弄びすぎたのかも知れませんね。

お互いに気持ちを通じ合わせて生きるなら、せめて優しい言葉が欲しいですよね。それもダメなら笑顔でも、差し伸べられる手でも良いと思って、この記事を書きました。
2005/05/10
(火) 22:42:26 | URL | Terry #0EPilw7g[ 編集]
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